• HOME
  • 医者になるまでの流れ
  • 勉強法まとめ
  • 再受験の教科書
  • 医学部合格の秘策
  • 医学部専門予備校
HOME » 医者になるには?キホン知識 » どうすれば医者になれる?

医者になるためのキホン知識
医者になるのに必要な国家資格

「医者になりたい」と思ったら、まず知っておかなければならないのは医者が「国家資格を必ず必要とする仕事である」ということです。

医者は人の生死に直接関わる職業ですから、人体や病気のことはもちろん、生物、社会、世界、宇宙に至るまでの幅広い知識と、特殊な専門技術を身に付け、国から医者として活動することが許される「医師免許」を取得して、初めて働くことができます。

では具体的にどんな条件をクリアしなければならないのでしょうか。

医者になる(国家試験を取る)ための条件

医学部に6年通う

医者に必要とされる「医師免許」は、大学の医学部を卒業した人だけが試験を受けることが許されている国家資格です。そのため医者をめざす人は、まず大学の医学部に入学し、6年間かけてさまざまな勉強をすることになります。

医師免許を取得する

医学部でしっかり学んで、すべての単位をクリアした卒業者(または卒業予定者)は、6年間の集大成として医師国家試験にのぞみます。3日にわたって実施される試験にパスすると、国より医師免許が発行されます。

2年間の研修を積む

医師免許を取得した人は大学附属病院等で2年間、研修医として働くことが義務付けられています。さまざまな診療科を経験し、患者さんと直接かかわりながら医療現場で研鑽を重ねてようやく1人前の医者になることができます。

まず医学部のある大学で6年間学ぶ

医学部は全国の国公立や私立大学や医科大学の約80校に設置されています。医者としてのスタートラインに立つためには、これらの医学部を卒業することが絶対条件になっています。その一方で医学部は大変人気が高く、志願者は年々増えているため、もともと高い学力が求められていた上に競争率が高まり、現在では医学部に入学すること自体が大変な難関となっています。

医学部に見事合格すると、大学で6年間学ぶことになります。通常、大学は4年制ですが、医学部は他学部より2年長く大学生活を送ることになります。一般教養はもちろん病理学や生理学、免疫学など、医学に関するさまざまな科目を受講します。さらに、解剖実習や病院での臨床実習など、実技トレーニングも多数こなさなければならないため、留年も珍しくないほどのハードな学部として知られています。

「将来は小児科医になりたい」など、特定な診察科医をめざす人でも、医学部ではすべての知識や技術を一通り習得する必要がありますので、勉強量は相当の量になるものだと覚悟しておきましょう。

医師国家試験を受験し医師免許を取る

医学部で6年間知識と経験を積み、卒業が決まったら、その集大成として医師国家試験の受験資格が手に入ります。医師国家試験は厚生労働省管轄の国家資格で、毎年2月に3日間かけてペーパーテストと実技試験が実施されます。医師国家試験を受験できるのは、医学部を卒業した人、または卒業見込みの人で、ストレートにいけば大学6年次の卒業直前に受験することができます。

医師国家試験の出題内容は「臨床上必要な医学および公衆衛生に関して、医師として持っているべき知識と技能」とされています。つまり、医学部で6年間かけて学んだあらゆる科目や実習から出題されるということです。国家試験の中でも特に出題範囲が広い試験として知られています。裏を返せば医学部で学んだことをしっかり身につけていれば合格できる試験とも言えるので、実際の合格率は約9割と非常に高いです。

なお、医師国家試験は年に1回しか実施されませんので、不合格となった場合は1年後の試験を待つことになります。

研修医として一通りの診療科を回る

医師国家試験に合格し、医学部を卒業すると、今度は「研修医」としての生活が始まります。

医師免許を取得したからと言って、すぐ医療行為が行えるわけではありません。医学部で臨床実習をしていた頃はもちろん医師免許を持っていないため、病院で働いていても医療行為は行えませんでした。つまり知識は実地経験のない仮免許の状態というわけです。

そこから2年以上の時間をかけて、指導医や上級医など先輩方から直接指導を受けながら、カルテの書き方などの業務に関わる知識や、患者への治療方法などさまざまな実地経験を積んでいくことになります。この2年間の研修制度は2004年から義務化され、医者になる人は必ず研修を受ける必要があります。

研修期間中は病院で働く医者の1人として扱われますので、研修医には病院から給料が支払われます(年収平均は300万円台)。そのかわり、研修期間中は他のアルバイトは禁止されるため、研修医としての給料が収入の全てとなります。

研修医は希望する病院に配属されるか、大学等の要請で特定の病院に派遣される形で研修地が決まります。希望する診療科に関わらず、内科や外科、産婦人科、小児科などほぼ全ての診療科をローテーションで経験するようカリキュラムが組まれます。

この2年間の研修期間は「初期研修」と呼ばれ、医者としての基礎力を培う臨床研修と考えられています。特定の診療科を深堀りしたい、もっとじっくり勉強したいという人にはさらに「後期研修」と呼ばれる1〜3年間の研修が認められていて、希望者は研修を継続することもできます。

医学部受験を突破するための戦略

ページ上部へ戻る