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医者になるためのお役立ち情報
医学部の大学院博士課程に進むメリット・デメリット

医師を目指す人の多くが気になっているのは、「医学部を卒業した後」のことではないでしょうか。今回は医学博士という学位を大学院で取得し、研究の道を歩むという選択肢について解説していきます。将来の進路に関して、柔軟に考えていきたい人は必見です。

医学における学位とは?

医学部の卒業後に大学院で医学博士を取得すべきかまずは学士・修士・博士の違いについて正しく理解しておきましょう。難解な言葉のように思えるかもしれませんが、実際はとても身近なものです。学士は一般的に大学の学部の教育課程を修了した時点で与えられる学位のことをいいます。4年制大学を卒業すると、卒業証書に「卒業学部(学士)」と記載されます。

学士の学位取得に関しては、必ずしも4年制大学を卒業している必要はありません。独立行政法人大学改革支援・学位授与機構が認定している機関であれば、短大や高等専門学校であっても「学位」を取得することが可能になります。該当する教育機関の場合、「学士」が取得できることが入学案内に明記されているはずです。

修士・博士課程も学位のひとつなので、基本は学士と同じです。「修士」「博士」を取得できると明記されている指定の教育課程を修了することで取得できます。学士から修士・博士の順でレベルアップしていくと理解すると良いでしょう。

ただし、医学部の場合、医学という学問の性質上、「エビデンス」に基づいた論文審査に通ることがキーポイントとなっています。エビデンスとは、医学界でキーワードになっている言葉のひとつで、実験や研究等で客観的な事実が証明された事象のことを示しています。

つまり、主観や勘に頼ったものではなく、信頼性のあるデータに基づいた論文を提出しないと学位取得ができないということです。これは医学部卒業者の多くが、医師という患者の生命に関わる職業を選択することが多いためです。学士の取得者に対しても、高い倫理観が求められます。

医師と医学博士は異なるもの

医師と医学博士は異なる医師と医学博士には、決定的な違いがあります。通常、医師になるには、学校教育法の指定する大学で医学に対する教育課程を修了(もしくは卒業見込み)したうえで、医師国家試験に合格することが条件です。

一方、医学博士を取得するのに、必ずしも医師国家試験を受験する必要はありません。医学博士になるには、「課程博士」および「論文博士」の2ルートがあります。

まず、課程博士の場合、大学院(博士課程)に入学後、定められた年度内に学位を申請できる準備をし、論文審査に通過することが要件です。もうひとつのルートである論文博士の場合、公聴会で博士論文審査が認められることが条件となります。学位の取得に数年かかることも少なくありません。

どちらのルートにおいても、医学博士は論文審査に通ることが条件ですが、医師にならなくても「医学博士」と呼ばれることは可能なのです。

医学博士の取得に否定的な声も

医学部の学生のなかには、医学博士を取得することに迷いを感じている人も少なくありません。なぜなら、患者に対する診療行為を施すには、修士号・博士号の取得ではなく、医師国家試験の合格が条件になるからです。医師として病気やケガを負った人を助けたいという思いのある学生にとっては、医学博士を目指すことで、自分の将来を研究一本に絞らなくてはならないのかという葛藤もあるでしょう。

しかし、医学博士の取得を目指すことは、未来の選択肢を狭くするわけではありません。厚生労働省による「厚生労働省へき地保健医療対策検討会(2015年3月30日)」によれば、専門医資格の有無は、国民が医療機関を受診するうえでの良い判断材料になっていることがわかります。患者の立場に立ってみれば、開業医を受診する時に「専門医のお医者さん」のほうが安心感を覚えるためでしょう。このため医学博士を取得したうえで、将来独立開業を目指すという道もあります。

もちろんメリットもある

もちろんメリットもある大学院で博士号を取得するにはメリットもあります。自分の目指す将来像と照らし合わせて、検討してみましょう。

医学の進歩に貢献できる

研究を通じて、医学の進歩を日々実感できる点は博士号を取得する意味のひとつです。主観や勘に頼ることなく、公平かつ客観的な研究によって真理を追究するのが、医学研究の醍醐味。がんや糖尿病など身近な病気に関する研究に関われることもあるため、やりがいを感じることができます。

転職や再就職での評価対象

医学博士の取得は、製薬会社など医薬品を取り扱っている企業への転職・再就職が有利になります。医学博士という学位があることで、専門的な能力を持った人材と評価されるためです。企業における研究開発分野においては、勤務医経験がある人材よりも、報酬面で優遇されることも少なくありません。

研究職や教員も目指せる

研究を通じて医学の進歩に貢献していきたい人の場合、医学博士の取得は大きなターニングポイントとなることでしょう。特に大学での研究職もしくは教員を目指す場合、医学博士は必須ともいえます。

医学博士の場合、博士論文審査を通過することは決して簡単なことではありません。しかし、博士論文を書き上げるまでに積み重ねた努力は、なんらかの形で報われるものです。選択肢を幅広く持っておきたい方は、博士号の取得も視野に入れておくと良いでしょう。

まとめ

「医師として診療をしていくのか?」「研究者としての道を歩むのか?」という人生の選択はなかなか難しいものです。高校生や予備校生の段階で、医学部進学後の将来が決まっている人はほとんどいません。今回は、医学博士という道を紹介することで「医学部=医師になる」以外の選択肢をお伝えしました。医学部の勉強、教授や先輩、同級生たちとの交流を通して自分にぴったりの医学の道を見つけていきましょう。

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