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医者になるためのお役立ち情報
医学部の病院実習まとめ

医学部受験に無事合格すると、いよいよ医学生としての生活が始まります。医学部では医師に必要な知識を得るための座学(一般教養・基礎医学・臨床医学)に加えて、技術や経験を積むための実習があります。
実習にはどのようなものがあり、実際どのようなことをするのか不安を感じている人もいるかもしれません。

イメージをしようとしても未知の世界ですから、何をするのかわからないことへの不安もあるかと思います。ここでは医学部に入った後どのような流れで実習が行われるのか、具体的にどのような実習をするのかを解説していきます。

病院実習とは何か?

病院実習とは何か医療の現場において、知識だけでは優れた医療を患者様に提供することはできません。人間の身体は個体差がありますから、教科書通りにやっているのにうまくいかないということが多くあります。
そういった時に知識と現実の隙間を埋める役目をするのが経験です。百聞は一見に如かずという"ことわざ"どおり、教科書で学ぶよりも実物を目にすることで一層知識が深まります。病院実習は現場の実体験を通して、教科書で学んだ知識をより深める場となります。

また医療に携わる人にはいろいろな立場の人がいます。1人の患者様に対して、数多くの医療従事者と関わることになり、1つのチームとなって治療を進めていくことになります。言い換えてみれば医師はその指揮を執る立場にありますから、チームワークを円滑にするための指導力や協調性を習得しておく必要があるのです。
実習は同期の学生を始め、患者様や看護師・検査技師などのコメディカルといった違う立場の人とのコミュニケーションを通じて、チームワークを図るために必要な知識と経験を積みます。

医学部で行われている実習

医学部では医療に関わる数多くの科目について、実習のプログラムが組まれています。実習時期は大学によって多少違いがあるものの網羅する実習コースの内容は変わりがありません。実習は3~6人程度でグループが組まれグループで課題をクリアしなければならないため、自然と協力する姿勢を身につけることができます。

序盤では病院内の見学実習や体験実習があり、解剖実習を経て基礎医学科目の組織学・生理学・病理学・衛生学などの実習が始まります。一通りの実習が終わるとCBT・OSCE試験を受けることになります。この試験は臨床実習を始めるための医師の仮免許のようなもので、この試験に合格しなければ臨床実習を始めることができません。試験に合格した後はポリクリ・クリクラと呼ばれる病院での臨床実習が始まります。
各実習内容を少し詳しく解説していきましょう。

解剖実習

解剖実習は亡くなった方のご遺体を実際に解剖して、臓器の位置や形などの目で見たり、実際に触ってみたりします。解剖させていただくご遺体は、自ら医学の発展と優れた医師の教育を願って、生前に医学生の実習用教材として提供する意志を示してくださった方です。解剖実習室への入退室では一礼し、実習開始前・終了後には黙とうを行うなど、最大限の敬意を払って実習が行われます。

解剖実習の独特の雰囲気は、学生に「自分が医師になるのだ」という自覚を芽生えさせるには十分な緊張感があります。医学部の実習の中で初期段階で行われるのも、そういった自覚を感じてほしいという意図があるのかもしれません。また人の生命や死に対して、敬意と尊厳を見つめ直す機会となりますので、非常に重要な実習です。

解剖実習は3~6人で1つの班となり、1人の方を数か月かけて隅々まで解剖し、実習のノルマ(課題)をクリアしていきます。解剖実習では人体の仕組みについて学ぶのはもちろんですが、グループでノルマをクリアしていくという責任感や協調性といった医師に不可欠な能力を育てる場でもあります。

基礎系実習

基礎系実習では、組織学・生理学・衛生学などについて細胞を実際に見たり、実験をしたりして知識を増やします。実習の内容は、顕微鏡を使用した生体組織の観察、神経伝達速度・脳波測定、様々な場所で衛生環境の測定などが行われます。

臨床実習

無事にCBT・OSCE試験に合格すると、臨床実習が始まります。臨床実習では病院の中でやはり数人のグループに分かれて、病院内の各科をまわり実際に患者さんとも接しながら、これまでに学んできた診断学・感染症学・内科学・外科学についての知識を深めていきます。実際に行われている診察・治療、カルテの書き方などもこの臨床実習で学んでいきます。

また研究室実習では特定のテーマに沿ってレポートをまとめたり、実験やデータ収集解析を行ったりします。それ以外にも外来見学・病棟実習・手術見学などもあります。

病院実習

病院実習では自分が希望する専門の診療科で、実際に見る症例の数を増やしてそれぞれの診療科特有の知識と経験を、より深く習得していきます。総合病院では見ることができない地域との関わりについても、実体験を通して学んでいきます。

事前に確認しておきたい座学の内容

事前に確認しておきたい座学の内容実習前には関係する科目を確認して理解を深めておくと、実際に目で見た時に自然と疑問や興味が湧いてきます。
座学の内容を把握しておくことで、実習を自分のものにする助けとなりますので、事前に確認しておきたい必要科目をまとめてみます。

病院見学(1年目)

病院見学では病院内の様々な施設を見学して役割を学んだり、実際に救急車に乗って車内で行われる救急医療を見学したりします。大学病院には外来の診察室や病棟以外にも、検査室・レントゲン室・手術室など様々な施設があります。
医学部の1年目では座学でそれほど専門的な医学は学びませんので、病院の成り立ちや役割を予習しておくとよいでしょう。

解剖実習(2年目)

解剖実習では、人体の実物の臓器を見たり触ったりして、実体験を通して知識を深めます。また病気によって変化した臓器などについても実習で見ることになるので、病理学の予習もしておきましょう。

・解剖学…人の身体の作りや形、体の中でどの位置にあるのかなどを学びます。
・病理学…病気にかかると身体の組織がどのようなに変化するのかを学びます。

基礎実習(3.4年目)

基礎実習では身体組織や細胞、遺伝子などを実際に見てスケッチしたりレポートを提出したりします。また衛生環境について学ぶ実習もあるため、それに付随した予習が必要となります。

  • 組織学…細胞や組織について学びます。
  • 人類遺伝学…人間の遺伝現象について学びます。
  • 衛生学…消毒と滅菌の違いや、感染症や環境が人間にどのような影響を及ぼすのかを学びます。
  • 生理学…人間の身体が正常に働いているときの機能や働きを学びます。

臨床実習(5年目以降)

これまでの座学や実習を含めて、実際の医療現場でさらに知識を深めていきます。これまでに得た知識を総動員して実習に臨むことになるでしょう。

予習については苦手な分野を重点的に行ったり、実習に行く科を集中的に予習しておくなどの工夫が必要です。また実習中に担当の患者さんが決まっている時は、その患者さんがかかっている病気や行われている治療についての予習は必須項目です。

よく聞く「ポリクリ」って何?

ポリクリとは「ポリクリ」というのは、総合病院という意味の、ポリクリニック(PoliKlinik)というドイツ語が語源となっています。主に大学病院での実習のことを称していて、実習内容はどちらかというと見学型の実習です。
ポリクリ以外にも「クリクラ」と呼ばれる実習があります。こちらはクリニカル・クラークシップ(clinical clerkship)の略で、市中病院などより専門的な分野で、実際に医学生が医療チームに加わって診療に参加する実習です。

どちらも医学部高学年で行われる臨床実習の種類で、実際の医療現場において教科書で学んできた知識を実践的な経験として身につけていくことが目的です。

医師になっても勉強や研修は続くの?

6年間座学と実習を通して学び、医師の国家試験に合格したあとには、2年間の卒後臨床研修が始まります。研修医の研修内容は厚生労働省によって定められている規定に沿って行われます。研修の必修科目は内科(6ヶ月以上)・救急(3か月以上)・地域医療(1ヶ月以上)の3科目となっていて、外科・麻酔科・小児科・産婦人科・精神科の中から2診療科が必修となっています。

希望する専門の診療科は、必修科目が終わっていれば2年目に集中して専門科の研修を受けることができます。また2年間の初期研修が終わって一人前の医師になっても医学は日々刻々と変化し、それに対応するため勉強し続けなければなりません。

医者になるためのスタートライン

医師という職業は、医学部の受験勉強に始まり、医学部において医師になるための勉強、医師の国家試験に合格した後は一人前の医師になるための勉強、医師になっても日々変化する医学についての勉強が一生涯必要になります。
膨大な情報量を脳内に納めるためには勉強量も必然的に多くなり、ただやみくもにやっていても身につくものではありませんし、時間にも限りがあります。

受験勉強において学力の向上はもちろんですが、その中で自分にあった勉強法を見出すことも、今後医師になるためには必要な学習なのです。予備校は多くの浪生や現役生を送り出していますから、勉強の専門家と言えます。勉強に行き詰ったときには勉強法について相談して、コツをアドバイスしてもらうのもいいかもしれません。

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