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医者になるまでの流れ
医学部の学生生活

忙しくも充実した学生生活

あこがれの医学部に入学する日がやってきた。超難関の受験が終わって解放され、喜びいっぱいで準備を進める秀一。けれど、大学で待っていたのはさらなる勉強漬けの日々だった。6年間の医学部時代の間に、学生が学ぶのは一般教養から専門科目、臨床実習、レポート提出と課題てんこもり。実習をこなしながら医師国家試験や卒業試験の準備と、最後まで気の抜けない毎日が続く。

医学部の学生生活って?

過酷な受験戦争を勝ち抜いてひと安心。念願の医学部に入学でき、これからは楽しいキャンパスライフを満喫!なんて考えていたら甘い甘い。実は本当に大変なのは、ここからなのです。他の学部と違い、医学部は学ぶ科目が多い上に、レポート提出も頻繁のため、常に時間に追われる多忙な日々が続きます。留年する人も珍しくないほどの厳しさだけに、気を抜かずに1年1年を大事に過ごすことが重要です。

医学部6年間の歩み

医学部の1年次は他学部と同じく一般教養を中心に学びながら、早期病院体験と呼ばれる医療現場での実習も行われ、医者としての心構えや医療現場の実態について学んでいきます。学校によっては専門科目が始まる場合もあります。

2年次からは専門科目が中心。生理学や薬理学、生化学、組織学、解剖学などの基礎医学、社会医学をはじめ内科学、外科学などの臨床医学を学んでいきます。同時に各診療科目でさまざまな実習をこなしていきます。その集大成として、4年次の最後に「全国共用試験」と呼ばれる試験を受験。試験はペーパーテストと実技があり、これにパスできないと5年に進級することができません。

5年次からは、いよいよ本格的な臨床実習が始まります。大学の附属病院などで先生につき、カルテの書き方や採血などの実技経験を積んでいきます。6年次は臨床実習漬けの毎日に加えて、卒業試験と医師国家試験に向けて猛勉強する必要があり、かなりハードな毎日が待っています。

こうしてぶじ全ての課程をクリアして卒業が見込めると、毎年2月に行われる医師国家試験を受験することになります。医師国家試験は医学部卒業が前提となるため、卒業が見込めない人は試験を受けることができないので注意が必要です。

国立と私立ではどんな違いがある?

国立の医学部と私立の医学部で最も違いのある点と言えば、やはり学費。ほかの学部にも共通する部分かもしれませんが、医学部の場合は特に顕著になっています。

国立大学の医学部の学費を見てみると、入学金は高くても28万円ほどで、1年間の授業料は50万円強といったところです。このほかに施設整備費や実験実習用具の経費などがかかってきますが、自分が住んでいる地域の国立大学に入学することが出来れば、ほかの学部と大差ない学費で医師の資格を取ることが出来ます。

対して、私立大学の医学部の学費はというと、安いところでも初年度の費用は460万円。6年間の総額となれば2000万円超え、高額なところでは5000万円近い世界です。

授業スケジュールにも違いがあり、国家試験の合格率を第一としている私立大学では、厳しいカリキュラムを組んで管理していることが多いようです。このあたりは偏差値の違いによっても変わってきますが、国立の医学部の方が比較的ゆるやかな大学生活を送れるかもしれません。

やっぱり浪人生が多い

「東大より難しい」と言われる医学部受験。現役合格できる人はごく少数で、やはり浪人生や再受験生の割合は非常に多くなります。

多浪を経て医学部に入学する人もかなり多く、現役生が多いと言われている国公立大学でも、浪人率は60%。私立ではもっと割合が高くなります。上に挙げた通り学費がとても高いので、現役生の入学希望者が少ないのが理由として考えられます。

加えて、一度ほかの学部に入学したり、就職したりしてから、改めて医学部に入学しなおす「再受験者」もかなり増えてきています。

医学部はほかの学部と比べて圧倒的に浪人生や再受験者の数が多いため、平均年齢が非常に高いのが特徴です。また、浪人や再受験で医学部入学を目指す人は、現役生と比べても相当の学習量をこなしており、意識が高く、真面目な方が多いです。

キャンパスが別の場所にあることも

医学部では、現役の医師が教授。大学病院のそばや、病院そのものが学び舎となり、たとえ同じ大学のなかでも、ほかの学部とは違う場所にある場合がほとんどです。

年次が進み、専門科目や実習が増えてくればさらに病院に通うことが多くなるため、ほかの学科と同じキャンパスである必要がなくなってきてしまうのです。

規模の大きな大学病院は駅からアクセスの良い場所にあることも多いので、通学はほかの学部と比べてしやすい傾向にあるかもしれません。

限定された人間関係

キャンパスが離れているうえ、在学する期間も6年制と特殊なので、どうしてもほかの学部の人とは交流が希薄になります。

実習が忙しかったり、休みが合わなかったりして、サークル活動などにも参加しづらく、必然的に普段の授業を一緒に受けている人たちとしか人間関係を構築できなくなっていくのです。

西医体と東医体

医学部の学生は、ゆるめのサークル活動よりも積極的な部活動に所属していることが多いです。

ただ、毎日活動が義務付けられているような部活動ではさすがに勉強の時間が減ってしまうので、大抵は医学部独自の部活をおこなっています。

これを取りまとめている機関が「西医体」「東医体」と呼ばれるものです。医学部のなかでも医学科の学生のみを対象としたリーグで、学生たちは週に3日くらいの頻度で活動しており、公認大会もあります。

部活動の種類もなかなか豊富で、野球やサッカーなどの定番スポーツのほか、軽音楽部や医学研究会などが用意されています。

医学生が部活動をするメリット

医学部の学生が実習や勉強時間の合間をぬって部活動をするメリットとして、まずは人間関係を広められるというものが挙げられます。

同じ目的に向かって頑張れる仲間ができるというのは、社会生活において非常に意義のあることです。人の気持ちに触れることが重要な医師という職業を目指すからこそ、勉学だけに励んでいるようではいけません。

また、医療業界は上下関係の厳しい世界です。学生のうちからタテのつながりを作っておくことも勉強になるでしょう。忙しい中でも先輩の知り合いを作っておけば、実習の情報をもらえたり役立つこともたくさんあるので、何らかの形で医学部の先輩との関係性を築いておきましょう。

私たちの学生生活~医学部生の体験談

「1年生から実習があり、病院実習や動物の解剖実習を行いました。2年生からは人の解剖実習もあると聞いています。医学部ってもっと勉強ばかりしているイメージでしたが、意外とみんなサークルや部活を楽しんでいて、インカレに出ている人もいますよ」(1年生)

「4年次に研究室での研究実習があるため、他の学部よりカリキュラムが前倒しで行われているようです。2年次が結構大変みたいですが、海外研修のチャンスなどもあってやりがいがありますね」(2年生)

「1~2年が教養学部で、他学部の生徒と一緒になることも多いので結構楽しい。そのぶん3年次から医学部のカリキュラムがかなりきついです。同級生もみんな勉強家なので、自然と勉強漬けになる習慣がつきました」(3年生)

「私立のせいか、とにかく実習が充実しています。教養学科や第二外国語の授業も少なく、実習と臨床に特化した学校という印象です。寮生活なので人間関係は濃密。楽しいことも多いですが、自分のペースをキープするのが難しかったりもします」(4年生)

「全部の授業に出席しないとテストで不利になったりして、スケジュールが過密になりがちです。とにかく忙しいのひとこと」(1年生)

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