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医学部合格のための勉強法まとめ
社会人編

最近では他の学部に入学した人や、社会人になった後で医学部に入りなおす「再受験者」が急増しています。現在、医学部への再受験者は4万人近くにのぼっており、合格者も少なくありません。社会に出て初めて医者になりたいと思った人もいれば、医者の道をあきらめきれず再チャレンジする人もいるでしょう。医者不足が叫ばれる中、志を持った人が1人でも多く医療の道に入ってくれれば、こんな素晴らしいことはありません。とはいえ再受験者にとって医学部受験は、イバラの道であることも覚悟しておかなければなりません。

勉強時間をどれだけ捻出できるか医学部合格のカギ

社会人が受験に不利になってしまう原因に、時間不足と学力不足が挙げられます。仕事を持つ社会人は、どうしても受験勉強に使える時間を十分に確保できないという問題があります。1日12時間勉強しても足りないと言われる難関の医学部受験は、働きながら合間に勉強する程度ではとても歯が立ちません。

ましてや大学を卒業して時間がたてばたつほど学力も集中力も鈍っているため、現役生や浪人生と比べて大きなハンディを抱えることになります。標準レベルの学力まで戻すだけでもひと苦労という人も少なくありません。仕事をやめて受験に専念するかどうかは事情によりますが、1分でも1秒でも多く勉強時間を確保できる道を模索することが重要です。

また医学部の中には、再受験者や年齢の高い受験者の受け入れに厳しい大学も存在します。社会人の受験は短期勝負。だらだらと勉強するのではなく、集中的に勉強して学力を上げ、1年で結果を出せるよう戦略を練りましょう。

学士編入という道もある

大学を卒業した社会人の場合、一般入試を受験する以外に「学士編入」をめざす方法もあります。一般入試を再受験する場合、現役生や浪人生と全く同じ条件で受験することになりますので、社会人にとってハンディは大きくなります。その点「学士編入」は大学卒業者(学士)が医学部の教養課程以降の2年次又は3年次に編入学できるというもので、一般入試に比べると倍率も低く、社会人にとっては有利な受験方式といえます。

学士編入試験は大学によって形式が異なり、一般に開示される情報が少ないため対策が練りにくいのが難点ですが、多くの医学部では1次試験で英語と生命科学系(生物、物理、化学のいずれか)の筆記試験、2次試験で面接と小論文を実施するのが一般的。科目が少ない分、準備がしやすいメリットがあります。

学士編入は全ての大学が行っているわけではないので、まずはどの大学を受験するかを決め、受験勉強する科目を絞り込みましょう。同時に自分の学力を確認すること。学士編入には全国から学力や学歴が高い受験生が集中するため、経歴や学力に自信がない人は再受験を選ぶ人が多いようです。

社会人で再受験を考えているなら医学部予備校は強い味方

社会人で医学部再受験を検討している場合、まずは気になる大学で社会人の再受験が可能かどうか、どのような受け入れ方になっているのかを確認しましょう。そのうえで、必要な科目や出題範囲に的を絞った対策を行っていかなければなりません。

社会人の再受験は現役生よりも苦労がともないます。確実に勉強に対するブランクがあるため、独学で勉強を進めていくのは効率的ではないでしょう。そこで、社会人にはなおさら医学部予備校をおすすめします。医学部受験に特化した予備校では、再受験者のためのコースが開講されているところがあり、それぞれに合ったカリキュラムを選べるのが特徴です。たとえば、1科目のみの受講が可能だったり、仕事と両立しながら通えたりと、バリエーションも豊富。春や夏には、短期集中講座を設けていることもあります。医学部予備校では、授業や勉強の仕方を教わる以外に、大学の情報がたくさんそろっているため、自分一人で頑張るよりも合格へ近づけるでしょう。

実際に再受験した人の口コミ評判

  • 一度目の受験から20年ほど経ってから、医学部への再受験を決意。学生現役の頃は文系だったので、塾での授業についていけるか、何年で合格できるかなど、さまざまな不安を抱えていました。しかし、毎日教室で授業を受け、自習室でも勉強するという充実した日々のおかげで、勉強し始めてから1年弱で合格!受験勉強中は時間との勝負で焦ることも多かったですが、医学部予備校に通って良かったです。
  • もともと医学部への興味があったので、タイミングがあれば受験したいと考えていました。医学部予備校では、仕事をしながら通えるのが希望だったので、条件に当てはまる場所が見つかって良かったです。授業では、合格ラインを超えるために何が必要か、的確にアドバイスしてくれます。生徒の現状を把握したうえで、たまにはきついことも言われましたが、それを糧にモチベーションを維持できたと感じています。
  • 再受験では、とにかく国公立大学にこだわって勉強を始めました。私は仕事を続けながら勉強する道を選んだので、自分の思うように勉強時間を確保できなかったことが大変でした。また、長く勉強していると成績が伸び悩み、スランプ状態に。モチベーションも下がってしまうので、そういうときは先生方に相談するのがおすすめです。たまには愚痴を聞いてもらって、精神的にもフォローを入れてもらえるのは助かりました。おかげで、社会人でも再受験に挑戦が可能です。
  • 大卒の社会人でしたが、もう一度受験しようと決めました。当時は、各教科の内容をすっかり忘れており、さらに新課程分の勉強も必要だったため、個別指導の予備校を選択。自分が苦手とする科目や分野、そして模試で間違えた問題の復習を中心に勉強していきました。志望校の受験問題を意識した演習を繰り返すことで、実践力が身についたと思います。こうして一次試験を乗り越えた後は、万全な面接対策と、担当の先生の支えもあり、落ち着いて二次試験を迎えられました。

医学部再受験の傾向は?

再受験生に前向きな学校は増えている

近年、医師という職業を魅力に感じ、社会人になってから医学部を受験する人が増えてきました。しかし、大学によっては再受験に厳しい見方をしている学校も存在します。そんな中、一度社会人を経験している医師は、現役で医学部を合格し医師になった人よりも、医療業界の中で貴重な存在だと考える風潮も。今後の医療業界の発展に貢献してくれる人材として、期待されているのです。それにともない、再受験生の受け入れに寛容な学校は徐々に増加傾向にあります。再受験を前向きに考えてくれる学校でなら、合格の可能性も十分に考えられるでしょう。

社会人の再受験を支援する制度もある

予備校によっては、社会人の再受験に適した支援制度を設けているところがあります。現役生と社会人の違いは、仕事があるかないか。働きながら勉強ができるように、授業開始時間を遅くできたり、授業料の割引が適用されたりと、より社会人のライフスタイルに合わせた仕様になっているのが特徴です。仕事と勉強を両立させながら、受験までの長い道のりを歩んでいく途中には、精神的苦痛もあります。抱え込んだ気持ちを吐き出す場所を作るためにも、再受験支援制度を利用して予備校へ通うのが良いかもしれません。

社会人から医学部は目指せるのか

医学部を目指す社会人年齢が上がれば上がるほど、かつて学んだ内容が頭から抜け落ちていくので、社会人が現役生と同じ勉強をするのは大変になります。とはいえ、難易度が少し上がる程度であり、30代以上の再受験者でも合格実績は多数。年齢を理由に受験をあきらめる必要はまったくありません。

社会人の再受験生は増加している

一度社会人になった後、何かしらをきっかけに医学部を再受験するケースは少なくありません。中には、ほかの学部に合格してから、医学部を受け直す人もいます。こういった社会人の再受験生と浪人生を合わせると、全体で約4万人の再受験者がいるそうです。年々社会人の再受験生が増加しているので、医師不足の医療業界にとって、高い志を持った人が多く現れてくれることは大きな希望となるでしょう。

社会経験は再受験生ならではの利点

受験において、社会人が現役生と比べて有利なのは、社会経験があることです。受験で役に立つのか疑問に思う人もいるかもしれませんが、職業経験から学んだことを、医療でどう活かすか面接でアピールすることができます。また、一度大学に入って学士編入の資格を持っている人ならば、試験で生命科学の問題が出るので、後々知識を活かせるかもしれません。このように、現役生にはない強みを存分に発揮しましょう。

医学部に編入する方法は大きく分けて2つ

社会人が医学部へ入学するには、2つの方法があります。1つ目は、現役生と同じように一般入試を受けることです。高校を卒業しているか、高校卒業と同等の資格を持っていれば、受験できる方法になります。対して2つ目は、学士編入を利用した入学方法です。一度大学を卒業した人が、医学部の2年次または3年次へ編入できるシステムとなっています。編入試験を受けるには、特定の単位取得や、TOEICの点数など、条件が細かく決められているため気をつけましょう。

学士編入試験制度

ほかの学部に入学してから、医学部を目指す人は少なくありません。このような人々が利用するのが、学士編入試験制度です。一般入試の場合、英語・数学・理科のうち2教科が必要になりますが、編入試験では英語と生命科学系が試験科目とされます。ただし生命科学は、大学2年生までの内容を踏まえたものという決まりがあるので覚えておきましょう。一般でも編入でも、小論文や面接をともなう学校は多いので、そちらの対策も念頭に置いておく必要があります。

学士編入の場合と一般入試のメリット・デメリット

学士編入試験のメリット・デメリット

メリット

学士編入と一般入試国公立を受験する場合と異なり、何校でも受験が可能です。大学を卒業せず、学年の途中でも、医学部に編入することができます。理系科目が苦手な人は、文系の学部を卒業してから編入試験を受けて医学部へ入るという方法もあるでしょう。

デメリット

難関大学の理系学部や薬学部、歯学部などは受験者のレベルが高いため、合格するのが難しいです。受験関係者には、一般入試をおすすめする人が多くいます。また、学士編入に関しては情報開示が少ないため、大学ごとの対策を練るのが困難です。

一般入試のメリット・デメリット

メリット

一般入試で必要な科目は大体2教科で、二次試験になると小論文や面接があります。このパターンが医学部受験では基本的な型なので、対策する試験科目は少ないと言えるでしょう。ただし大学によって必須科目が異なるため、確認してみてください。

デメリット

勉強時間を多く確保できる現役生や浪人生と同じように勉強して、戦わなければならないので、勉強時間が少ないという点では不利になるでしょう。要点を押さえた勉強法でないと、合格は難しいかもしれません。

一般入試と学士編入試験の倍率

一般入試の倍率は、大学ごとにデータが出ているので、自分の志望校の倍率がどのくらいか調べてみてください。学士編入試験の倍率は、大体20~30倍が一般的です。中には50倍を超える大学もあり、大学の人気度や受け入れ人数によって変動します。どちらの試験でも、実際に何人の受験生がいて何点で合格するのかを、あらかじめ把握しておくのがカギとなります。

最適な受検方法を選ぶためには

受験者のレベルや、その年の傾向によって、どちらの受験方法が最適かは変わってきます。そのため、一概に1つの方法をおすすめすることはできません。そもそも学士編入試験を実施していない大学もあるため、志望校の受験情報は念入りに確認しておきましょう。そして、自分の学力がどの程度かも知ったうえで、受験方法を決めてみてください。

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